過活動膀胱 頻尿 違い

過活動膀胱と頻尿の違いとは

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頻尿とはトイレが近い状態をさしており、日中の起床時に8回以上、夜間に3回以上行くようなら頻尿といえます。
日中帯や夜間だけに尿の回数が偏っていても頻尿と呼びます。
一方、過活動膀胱とは、病気の名前をさします。
自分の意思とは関係なく膀胱が収縮してしまう病気のことで、近年病名がついたものです。
こういった病状自体は昔からありましたが、治療の必要性も含めて病気ととらえられるようになったのは最近です。
過活動膀胱は頻尿の原因の一つといえます。
尿が近いという状態をさすのか、原因をさすのかが定義としての違いです。
過活動膀胱の症状は他にもあり、尿意切迫感や切迫性尿失禁などを伴うことも多いです。
尿意切迫感とは、急に尿がしたくなって我慢できないほどになる症状のことです。
切迫性尿失禁とは、急に尿意が我慢できなくなり実際に失禁してしまう症状です。
また、頻尿には過活動膀胱以外にも原因があります。
膀胱炎や前立腺炎、前立腺肥大症や、神経因性膀胱などが原因であることも多いです。
このような違いがありますが、いずれの場合も困っている度合いに応じて治療の必要性が出てきます。

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頻尿と過活動膀胱は治療の方法も違います。
頻尿の場合は、まず原因を特定することが重要です。
過活動膀胱の場合は緊急性は低いので、本人がどれくらい困っているかに応じて治療を行うかどうかを決めます。
薬物などに頼らず、体操などにより改善していくことも可能です。
膀胱炎や前立腺炎、前立腺肥大症の場合は内服薬による治療が必要となります。
前立腺肥大症などは症状が進むと手術も必要になるので、たかが尿の問題と侮らずに早めに病院に行く方がよいでしょう。
特に50代以上の男性は要注意です。
女性の場合は膀胱炎になることが多く、繰り返しやすいので同様に早めに病院に行くようにしましょう。
過活動膀胱の場合は、命に別状はない病気なので困っているかどうかで薬物治療をするか決めます。
薬物治療としては抗コリン薬という薬を使うのが一般的です。
他、骨盤底筋を鍛える体操や、膀胱訓練と呼ばれるトレーニングなど自力で行うトレーニングでも改善できます。
電気や磁気などで改善させるクリニックもあります。
医師とよく相談することが重要です。
泌尿器科が専門科となりますが、婦人科や内科でも診断は可能です。

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